MIHOミュージアムと佐川美術館へ

昨日は、陶芸仲間たちと滋賀県のMIHOミュージアム(I.M.ペイ氏設計)と佐川美術館(竹中工務店設計施工)へ行ってきました。

MIHOでは、「青山二郎の眼」という企画展が始まったばかり。佐川美術館では、「有元利夫展」が開催されていて、この日は、美術館の屋外で無料コンサートも開催されていました。

まずMIHOの美術館までのアプローチをご紹介。
入り口の切符売り場やロッカールーム、売店、レストランがあるサービス棟から、徒歩または電気自動車に乗って、長いトンネルを抜けると美術館です。
美術館は景観を守るため山の地中に作られていて、一度山を削って建てた後、埋め戻されたそうです。

数年前の開館当時は、なんとなく違和感のあった木々と建物も、年々行くたびに一体化してきているように感じます。
建物の存在がその環境の中に溶け込むには、建物のコンセプトやデザイン、使用される素材などの要素がとても大切だと思いますが、なにより「時の経過」がそれを助けてくれるのかもしれないと感じました。

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サービス棟
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アプローチからサービス棟をみたところ。
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トンネルから遠くに美術館が目に飛び込んできます。
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奥に見えているのが、美術館の入り口。他の部分は木々の下にあります。
by masamaturi | 2006-09-10 17:25 | 旅にて

私たちの周りにある、ちょっとした住まいや街並みの風景を切り取って、「暮らし」や「住環境」について、考えていきたいと思っています。


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