住まいの風景

masamaturi.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

イエメンの旅 ロックパレスその5

パレスには、いくつかの仕掛けがありました。
ひとつは、女性の部屋の前にあった落とし穴。目的は夜に忍び込む悪者から女性を守るため。当時はもちろんガラスはなくてこの上に絨毯を敷いていたそうです。おっちょこちょいの私だったら、夜中に寝ぼけて落ちてしまいそう・・・

入り口のガラス張りのところが落とし穴。
e0037019_22365191.jpg


落とし穴アップ写真。覗いてみたら、すごく深くて底が暗くて見えなかった。
e0037019_22332038.jpg


奥に見える洞穴?に宝石など貴重品を置いていたらしい。手前の大きな穴が泥棒を待ち受ける・・・(今は手摺つき)
e0037019_2234326.jpg


こちらは、隠し部屋?かな。壁に取り付けられた板は、普段は壁の中に収納しておいて必要な時にリングを引けば簡易の階段に!
e0037019_2235336.jpg

# by masamaturi | 2006-05-30 22:53 | 旅にて

イエメンの旅 ロックパレスその4

次の仕掛けのご紹介の前に、もう少し室内の様子をご覧ください。

最上階の男性が集う部屋。この部屋だけが開口部が多くて、開放的です。
e0037019_14452275.jpg


ステンドグラスの光がきれい。
e0037019_1443432.jpg


各部屋への出入り口は、このような背の低い扉が多かったです。
e0037019_14444170.jpg


これは建物から張り出している物置スペース?床が丸太でスノコ上になっています。空気がよく通るので食物などを置いていたのかなあ。(・・・私の想像)
e0037019_14441464.jpg

# by masamaturi | 2006-05-27 14:54 | 旅にて

イエメンの旅 ロックパレスその3

ロックパレスの内部は、面積は広いものの、特に一部屋が広いということもなく、廊下の幅も通常の住まいをそう変わないように感じました。

住まいにはいくつかの仕掛けがあって、今日はまず自然冷蔵庫?です。
写真にあるように、素焼きの壺に水を入れて、こうして吊っておくと、水が冷たくなるというものです。電気冷蔵庫と違って、趣がありますね。

e0037019_22153661.jpg

e0037019_22182867.jpg

室内の窓やレリーフは、一般住宅より手がこんでいます。
e0037019_2221850.jpg

# by masamaturi | 2006-05-26 22:28 | 旅にて

ロックパレスその2

岩の上にそそり立つロックパレスは、実はこんな風な岩場の斜面に建てられていました。
内部をご紹介する前に、パレスからの景色をお楽しみください。
e0037019_23501720.jpg


e0037019_23551026.jpg

e0037019_23573117.jpg

e0037019_23585159.jpg

# by masamaturi | 2006-05-26 00:01 | 旅にて

イエメンの旅 ロックパレス

マリーブから首都サナーに戻ってきました。
さて、写真の建物は、1930年ごろに建てられた、イマームの夏の別荘だった「ロック・パレス」です。
その名の通り、高さ約30メートルの岩の上に聳え立っています。
すごい迫力だと思いませんか?

e0037019_2145564.jpg

e0037019_21463729.jpg

e0037019_21471595.jpg



次回は、内部をご紹介します。
# by masamaturi | 2006-05-20 21:56 | 旅にて

マーリブ 月と太陽の宮殿

過酷な砂漠越えのあと、ようやくマーリブに到着。
紀元前900年頃に、シバの女王ビルキスが治めていた王国がここにあったと言われています。
「シバの女王」というと、ソロモン王と会見したらしいとか、いっぱい貢物をもらったらしいという浅い知識しかないのですが、すごくエキゾチックで不思議な雰囲気をもつ女王様を勝手に想像してしまいます。

写真は、シバの女王が建てたという「月の宮殿」と「太陽の宮殿」、数キロ離れているのですが、当時は地下トンネルで繋がっていたらしい・・・(本当かな?)
月の夜、家来を従えた女王が、厳かに神に貢物を供え、静かに佇んだのかも・・・
キリッと建つ列柱からは、宗教的な空間を感じました。

一番下の写真は、紀元前8世紀ごろに作られたマーリブ・ダム。
砂漠越えの後、これだけの水量をみると、異空間に紛れ込んだような気さえしました。

e0037019_22265330.jpg

e0037019_22274319.jpg

e0037019_22282828.jpg

e0037019_2230255.jpg

# by masamaturi | 2006-05-18 22:30 | 旅にて

砂漠縦断その2

マリブの街をご案内する前に、砂漠の写真をもう少し。何しろ、暑さと車の直下型の揺れ、砂埃・・・ 世界遺産も素敵だったけど、砂漠越えがそれに匹敵するくらい印象的でした。

砂漠の入り口あたりにあった給油所。何ともシンプル。この暑さでガソリンが発火しないか心配でした。
e0037019_018910.jpg

出発前はどこかブッシュの影ででもランチをしましょうとガイドさんが言ってたのですが、全く影という影もなく、とうとう車にブルーシートを掛けて、即席砂漠キャフェの出来上がり。ブルーシートはちょっといただけないけど、影は何よりもありがたい!ちなみに停車したジープの中は蒸し風呂です。
e0037019_0191170.jpg


砂漠走行中、何度か仲間のジープを見失いました。5分走っても追いつかないとだんだん不安になってきます。写真は遠くにジープを見つけた時に撮ったもの。
e0037019_0231511.jpg

# by masamaturi | 2006-05-17 00:32 | 旅にて

お待たせしました。イエメンの旅、再開します!

すっかり、ご無沙汰してしまいました。
またボチボチですが、ブログを続けて行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、世界遺産シバームの街をご紹介したところで終わっていましたが、今日はイエメンの東にあるサユーンの街を出発、まる一日をかけてジープで砂漠越え、シバの女王の王国マリーブへ向かうところから始めます。

イエメンでは、ほとんどの移動がジープとなります。(クーラーなしで走るので、少々過酷ではありますが・・・)
朝、4時に出発、今まで何度か砂漠越えはしたことがありますが、仮にも”道”はありました。・・・が、今度は道がない!砂漠越え専門の3人が磁石を持って私たちのジープを先導してlくれるのですが、彼らも勘が頼りだとか・・・

。「迷ったら、その場所から動かないこと」という小学校の遠足の時のような注意を受け、いざ出発。平坦に見える砂漠も、実は結構アップダウンがあり、前を走るジープを一瞬のうちに見失うこともしばしばあり、「ここで迷子になったらどうするんだろう」と、みんなの胸に不安がよぎりました。

ともあれ、夜明け前の砂漠は素晴らしく美しく、昔はここを隊商が通っていたかと思うと感慨深いものがありました。

写真のドライバーさんは、出発前にジープのタイヤの空気を抜いているところです。砂漠の土は乾いているため、空気を抜かないと空回りしてしまうそうです。
途中、一台が動けなくなり、みんなで押して脱出させるというアクシデントもありました。

e0037019_21164282.jpg

まだ暗いなか空気を抜いているドライバーさん
e0037019_21171095.jpg

e0037019_21303433.jpg

当然ながら一面砂漠
e0037019_21175314.jpg

らくだもいます
e0037019_21184085.jpg

途中何度かこんな急な坂を下ります
e0037019_21223111.jpg

砂漠の途中にある紀元前750年のシャワブの遺跡。


途中、ランチは、砂漠の真ん中でナンと野菜tとツナ缶で”砂入り”サンドウィッチを美味しくいただきました。そして、十数時間掛かって夜遅くマリブに到着!次回はマリブの素敵な王様の住居をご紹介しますね。
# by masamaturi | 2006-05-14 21:31 | 旅にて

イエメンの旅 シバーム その6

シバームもいよいよ最終回。
残りのお気に入りの写真を紹介します。

モスクのミナレットの影が外壁に・・・
e0037019_13211676.jpg

シンプルなのにすごく迫力ある壁面。
e0037019_1327598.jpg

路地のあちこちに羊や山羊たちがお散歩?e0037019_13291345.jpg

街のゲートは意外とシンプルで小さい。

e0037019_13471997.jpg
シバーム最後の写真です。青空に土の建築がとっても美しい!

e0037019_13441030.jpg


イエメンの旅は、まだ半ば、まだまだ写真はあります。
4月はちょっとお休みさせていただき、ゴールデンウィークにまた再開いたします。
ぜひまたご覧になってくださいませ。
# by masamaturi | 2006-04-02 13:47 | 旅にて

イエメンの旅 シバーム その5

今日は、この住まいのおまけ写真!

最上階のベランダからの眺め。この距離なら井戸端会議ならぬ物干し?会議が出来そう。
e0037019_12584351.jpg


天井のディテール。乾燥させた葉っぱを編みこんでいるように見えました。

e0037019_1333252.jpg

たぶんお手洗です。確か3階辺りにあったと思います。
e0037019_1335327.jpg

この建物の脇の路地。どんどん奥に探検したくなるような不思議な街並みです。
e0037019_1341749.jpg
# by masamaturi | 2006-04-01 13:12 | 旅にて