住まいの風景:住まい
2018-12-30T21:31:47+09:00
masamaturi
私たちの周りにある、ちょっとした住まいや街並みの風景を切り取って、「暮らし」や「住環境」について、考えていきたいと思っています。
Excite Blog
西原誠助さん設計の「枚方の家」住宅見学会へ!
http://masamaturi.exblog.jp/27759041/
2018-12-26T01:52:00+09:00
2018-12-30T21:31:47+09:00
2018-12-26T01:52:44+09:00
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住まい
西原さんとお会いするのは十数年ぶり?!
雑誌時代から西原さんのお人柄が表れた住まいのファンでしたが、今回も楽しませていただきました。
建築主さんのIさんご家族は、今年誕生したばかりのお嬢ちゃんとの3人暮らし。西原さんの水彩画の師匠のご子息だそうです。
要望としては、ローコスト!そしてキッチンや収納の充実など、全体としては「和」を感じるスペースをご希望だったとか。
この地域は、区画が小さい割りに規制が厳しく、建ぺい率50%、容積率100%、高度規制も5メートル(+0.6)だったとのこと。
限られた予算と規制の中で、「いかにくつろぎのある住まいにするか」をテーマにするとともに、家族の変化への対応や地震に備えた地盤強化も大きなポイントだったそうです。
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ではまず外観から。
オープンなカースペースから数段のかわいいステップで玄関へアプローチ。
ローコストにおさめるため、既成のものも使いながら、その使い方を工夫したりデザインを加えたり、空間構成も合わせ、実施設計3回目でようやく納得のいく設計が出来たそうです。
さらにローコスト実現には工務店さんの協力も不可欠だったとのこと。
「自分たちらしい住まい」作りには、設計者、住まい手、施工者の想いと懸命さが必須なのだと改めて感じました。
では室内へ。
1階の居間は、天井の梁をそのままあらわし、床も板張り、暖かみのある空間となっています。
左手に見える開口部は物入れ、その右手の引き戸を開けると階段が現れます。
居間には、吹き抜けがあり、2階と繋がりを持たせ、小さいながらも明るさ確保と広がり感を与えてくれています。
キッチンは既成品を使いながらも、出来るだけ無駄なく収納が出来るよう工夫されています。キッチンの孤立感をなくすため、壁の開口をギリギリまで広くされたんだろうなと感じました。
玄関脇には、靴などの収納スペース。玄関がスッキリする上に、ベビーカーなども置けて便利そう。
2階から吹き抜けをみたところ。
2階から階段の方を見たところ。
寝室と子供室には、それぞれロフト付き。ロフトには、2つのかわいい小窓。
この住宅の完成まで2年を要したそう。
西原さんは、長期にわたり辛抱強く寛容に対応してくださったIさんご家族と設計事務所の仕事は初めてだけれど、面白そうな住宅だということで一生懸命に取り組んでくれた吉田工務店さんに心から感謝しているとおっしゃってました。
ブログ掲載を快くOKしてくださった西原さんとIさんご家族に感謝です!
設計:西原誠助(建築ゆめ工房)
施工:吉田工務店
家族構成 夫婦+子供一人
第1種低層住居専用地域
在来木造軸組工法2階建+ロフト
基礎形式 ベタ基礎
地盤改良 柱状改良 φ500×5メートル×24本
敷地面積 96.10㎡
建築面積 44.71㎡
建ぺい率 46.52 %
延べ床面積 81.15㎡
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私が育った住まい
http://masamaturi.exblog.jp/5398516/
2007-03-26T13:04:33+09:00
2007-03-26T13:04:33+09:00
2007-03-26T13:04:33+09:00
masamaturi
住まい
子供の頃は、住まいに関する禁止事項が多くて、洋風の住まいに憧れていましたが、大人になってからは日本住宅の住まいのよさがよく分かるようになりました。
子供の頃の禁止事項
その1 座敷など走ってはいけない(わざと走っていた)
その2 畳や障子などはもちろん大切に!(いっぱい穴を開けていたずらした)
その3 庭の苔を踏んではいけない(飛び石を全力疾走で走って遊んだ)
その4 祖父母の離れに勝手に入ってはいけない(写真の井戸のある中庭脇に離れがあった)
その5 お蔵には入ってはいけない(お化けが出そうで一人では入れなかった。いたずらすると閉じ込められる)
などなど・・・・
不思議なお話
その1 二階の奥に開かずの間がある(私は中学校の時屋根伝いにのぞいたことがあるが、母は今も近づかない)
その2 この住まいで生まれ育った叔母は70歳になった今も言いつけを守って、お蔵に入ったことがない
その3 大きな仏壇は、火事の時には床下にドスンとまるごと収納できるようになっているらしい(これは絶対ウソのはず)
その4 お蔵で昔、醤油の樽があって、夜になるとたぬきの親子がそれを舐めに来ていた(祖母談)
その5 祖父が白い大蛇を捕まえてたらいを伏せて捕獲しておいたら、翌朝別の白蛇がたらいの周りに髑髏をまいていて、さすがに怖くなって逃がしたとか・・・(これは本当らしい)
謎のある住まいって、今思うととても貴重な住体験だったんだなあとつくづく感じます。
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モモちゃんのお宅訪問
http://masamaturi.exblog.jp/4092838/
2006-09-03T11:46:00+09:00
2006-09-03T11:52:24+09:00
2006-09-03T11:46:37+09:00
masamaturi
住まい
おしとやかで美人のモモちゃんに対して、まろんは賑やかなおてんばさん。
おりこうに玄関土間でお座りするモモちゃんに対して、まろんは履物や玄関マットをぐちゃぐちゃにして、しっかりホールに上りこんで機嫌よくしていました。
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大野鶴夫さん設計の住宅 その3
http://masamaturi.exblog.jp/3074629/
2006-03-25T23:30:00+09:00
2018-12-21T14:26:42+09:00
2006-03-25T23:30:27+09:00
masamaturi
住まい
階段を上がった奥に寝室があるのですが、その手前にワンルームの浴室・トイレがありました。(洗濯器や洗面も同じ場所)つまりここを通って寝室に入るわけです。
限られた面積の中の特殊解ですが、このプランニングによってゆったりとスペースを取ることが可能となった浴室とトイレは、とても開放的で気持ちよさそうでした。
手前が浴室とトイレスペース、奥の扉の向こうが寝室。
大きな開口部のあるトイレ。ブラインドは後日取り付けられるそうです。
床板の中に収納されたコンセント。
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大野鶴夫さん設計の住宅 その2
http://masamaturi.exblog.jp/3053865/
2006-03-23T01:51:35+09:00
2006-03-23T01:51:35+09:00
2006-03-23T01:51:35+09:00
masamaturi
住まい
道路に面した大きな開口を持ち、光が心地よく射し込んで、踊り場でゆっくり本でも読みたいなあと思いました。
引越し中で全体写真が撮りにくかったのですが、こんな感じです。
2階から見下ろすと・・・
踊り場の床面は、開口のガラスとは接していません。この床板の納まりにすごく苦労されたそうです。]]>
大野鶴夫さん設計の住宅見学に行ってきました。その1
http://masamaturi.exblog.jp/3025821/
2006-03-19T19:13:00+09:00
2018-12-21T14:27:33+09:00
2006-03-19T19:13:27+09:00
masamaturi
住まい
以前、ご紹介した岸和田市のカフェは、旧家をリフォームされた作品でしたが、今日のお宅はコンクリート造3階建て。ご家族3人のお住まいです。
構造にまず特徴があって、敷地を有効に使うため、RCの2枚のフレーム(幅1350ミリ)が基本躯体です。
このフレームにより、室内には柱がなくオープンな空間が確保出来ています。
手前に壁面が少しせり出した形の正面外観。テクスチャーのある白いボーダータイル張り。
こんな感じのタイルです。
正面から右手に入ったところにガラス張りの玄関が。
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住宅見学会(大西憲司さん設計)その4
http://masamaturi.exblog.jp/2765093/
2006-02-15T22:32:07+09:00
2006-02-15T22:32:08+09:00
2006-02-15T22:32:08+09:00
masamaturi
住まい
将来は二部屋に家具などで間仕切ることが出来るようにプランニングされています。
北側の横長開口部は、春には桜の花のピクチャーウィンドウになるそうです。
写真ではうまく撮れませんでしたが、ダイニングキッチンの吹き抜けに面した、2畳ほどの書斎がとても落ち着く穴蔵ような空間でした。ここにお気に入りの自分専用のソファを置いてゆったり過ごせたら最高!
作り付けベッドのある子供室。
書斎からダイニングキッチンの吹き抜けを見たところ。
このブリッジを渡って子供室へ。
左にブリッジを見て、3階から2階を見下ろしたところ。
さあ、いかがでしたか!
都市住宅でありながら、空や木々、風や光など自然を意識することが出来る住まいでした。
これから、どういうふうにご家族が暮らしていかれるのか、とても興味を持ちました。
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住宅見学会(大西憲司さん設計)その3
http://masamaturi.exblog.jp/2753164/
2006-02-14T17:26:07+09:00
2006-02-14T17:26:07+09:00
2006-02-14T17:26:07+09:00
masamaturi
住まい
南側に面した住まいの「特等席」に浴室があります。
住まいでは、浴室や洗面所は、つい隅へ追いやられがちですが、ゆったりとお風呂を家族で楽しんで欲しいという設計者の大西さんの想いが伝わってきます。
私もこんなお風呂でリラックスしてみたい!
ダイニングキッチンと浴室ゾーンは、こんな可動収納家具で仕切られています。
(DKからテラス、浴室のシーンは昨日のブログを見てください)
洗面から浴室をみたところ。
洗面所、浴室、テラスはガラス貼り、空間が一体化しています。
浴室の奥にはグレーチングのキャッツウォークがあって、植物など置いて楽しめます。
道路の下から見たキャッツウォークはこんな感じ。
テラスと浴室は、行き来できるようになっています。
もしここが我が家なら、愛犬や愛猫たちと一緒にお風呂が楽しめるなあ・・・
次回は、いよいよ3階へご案内。
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住宅見学会(大西憲司さん設計)その2
http://masamaturi.exblog.jp/2744229/
2006-02-13T17:57:00+09:00
2006-02-13T18:03:37+09:00
2006-02-13T17:57:00+09:00
masamaturi
住まい
道路側には半屋外空間のテラス、その隣には浴室ゾーンが配置されています。
2階のダイニングキッチンから中庭を見たところ。奥がリビング。
キッチン廻り。キッチンカウンターの上にあるのは、この住まいの模型。
ダイニングキッチンと連続したテラス。右手は浴室。
半屋外空間のテラス。
ダイニングキッチンと中庭を介したリビング。敷地裏にある幼稚園の桜が、季節を感じさせてくれる借景となっています。
次回は、私もぜひ入ってみたい!と思った浴室をご紹介します。]]>
住宅見学会へ!(大西憲司さん設計)
http://masamaturi.exblog.jp/2737832/
2006-02-12T22:32:32+09:00
2006-02-13T18:04:42+09:00
2006-02-12T22:32:32+09:00
masamaturi
住まい
奥行き20数メートルの細長い敷地に建つこの住まいは、住まいの中央に中庭が配置され、プライバシーを保ちながらも、最大限に光や風、そして周囲の風景を住まいに取り入れた、とても心地よい住まいでした。
シンプルなボックスの外観です。
玄関を入ると通り土間がまっすぐ貫いています。左奥が和室。
和室入り口から。
和室からの見返し。
色紙窓風の開口部。
まだまだ素敵なシーンが続きますが、今日はここまで。]]>
女性建築家10人によるブログ発信開始!
http://masamaturi.exblog.jp/2718125/
2006-02-10T15:44:59+09:00
2006-02-10T15:44:59+09:00
2006-02-10T15:44:59+09:00
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住まい
ホームページでは、住宅作品の紹介が中心となっていますが、ブログでは、趣味などのプライベートな一面や住まいへの想いが伺えると思います。
また住宅見学会などのお知らせなども随時掲載されていきますので、どうぞお楽しみに!
ブログコメントの書き込みが励みになりますので、あなたの住まいへの想いなどもどんどん書き込んでくださいね。
「住まいを語ろう!創ろう!楽しもう!」のブログはこちらから。]]>
都会のビルの中にこんな住まいが!中庭とステップフロアのある住まい
http://masamaturi.exblog.jp/382953/
2005-08-03T00:16:51+09:00
2005-08-07T11:31:34+09:00
2005-08-03T00:14:50+09:00
masamaturi
住まい
取材させていただいたのは、天沼白川建築設計事務所の天沼啓子さん。
マンションリフォームの作品の取材でしたが、伺った事務所のあるビルが天沼さんご自身の設計。5階建てのビルの1階と地下が設計事務所、2、3、4階が賃貸、5階がご自宅でした。
取材の後、ご自宅を見学させていただくことに。
玄関を入ったところから、都会のビルの中にいるとは思えない空間が広がっていました。
中庭の吹き抜け空間を中心として、グルッとフロアーがスキップしながら一巡する、「忍者屋敷」と「温室」を合わせたような、とても楽しいお住まいです。(建坪は12坪と聞いて、びっくり!とっても広々と感じました。)
その上、天沼さん自身によるアイデアいっぱいの手作り家具やご主人の趣味である絵画、子供さんのおもちゃ、ジャングル(?)のように室内で元気に育っている草木たち、さらに愛嬌のあるとてもかわいい愛犬チワワのシュー君のお出迎え・・・
心地よい空間は、こんな風に住まい手が育てていくものなんだと改めて感じました。
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